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研究所の機能と事業

1.研究室

​ コスタリカに関する、あらゆる分野の社会科学的研究を行います。

 特にコスタリカの特徴とされる、平和、人権、教育、環境などの分野を中心に研究を進めます。

​ イニシャル・プロジェクトは「持続可能国家プロジェクト」。持続性(再生可能)エネルギーほぼ100%発電の実情を、社会科学の側面から解き明かす調査研究です。

2.資料室

​ 現地で収集したコスタリカ関連書籍や一次資料などを中心に、北中南米やアジア・アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアに至るまでの各国事情の書籍・資料を整理し、各学術分野の基礎文献も含めて、開架式で公開します。

 書籍・資料は弊所専属の司書によってデータベース化され、オンライン民間図書館サービスのリブライズでネット公開しています。

3.コスタリカ・ピース&エコツアー

 専門機関ならではの充実した内容で、「平和で持続可能な未来の実験社会」を肌身で感じられる、唯一無二の機会を提供します。主に、以下の内容で構成されます。

・テクニカル・ビジット:国会などの政府機関、病院などの公的機関、学校などの教育機関から民間企業、協同組合など、さまざまな組織で「丸腰国家」「持続可能国家」を構成する人びとの話を直に聞きます。

・エコツアー:山林や海岸など、コスタリカが誇る生物多様性世界一の環境を満喫しながら、自然と人間の関係について再定義します。ケツァールやナマケモノ、イグアナなど、貴重な生き物との出会いも魅力です。

・ローカルツアー:古きよきコスタリカ」が残る郊外で、現地の人びとが大事にする価値観に触れます。平和も豊かな環境も、制度が生んだのではなく、人が連綿と紡いできた思想的営みの上に成り立つことを感じることができます。

 弊所が持つコネクションを最大に活かし、専門家の解説付きで「丸腰国家」「持続可能国家」を体感するツアーです。

.現地調査

​ 必要に応じてコスタリカを訪れ、資料の収集やキーパーソンへのインタビューを行います。それをもとに、「持続可能国家プロジェクト」などの独自研究を進めます。

5.生物回廊農園「なまけものの通りみち」の建設

​ カリブ海岸北部、トルトゥゲーロ国立公園近くにあるトラピチェ統合農園の農業開発地域に、野生のいきものと人間が共生できる農園をつくっています。国立公園や自然保護区では、野生のいきものたちは自由に暮らせますが、その棲息域を広げることができません。人間に街と街をつなぐ道が必要なように、いきものたちにも道が必要です。その道を、「森のような農園」で逆舗装してしまおうとうアイデアです。

​ 「なまけものの通りみち」プロジェクトでは、その農園に植える木の「里親」になっていただける支援者を募集しています。詳しくはクラウドファンディングサイト・READYFORの私たちのページをご覧ください。

 本サイト「なまけものの通りみち」ページでも里親様を募集しております!

6.カフェイベント

​ 月1回のペースで開催しているカフェイベント「Café a la Tica」で、コスタリカコーヒーを楽しみながら、コスタリカや日本・世界の今とこれからについてアイデアをシェアします。

7.情報発信

​ ウェブサイト、Facebookページ、機関紙「Noticia de Tiquícia」などで、現地の最新情報や研究の成果などを発信していきます。

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