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執筆者の写真コスタリカ社会科学研究所

コスタリカツアーで学んだ、単純な結論

更新日:2020年5月26日


 常に進化を続ける国立博物館。今回はプリクラ?が設置されていました!


「丸腰国家」から「持続可能国家」へ。なぜコスタリカは進化するのか?

 軍隊をすてた「丸腰国家」。電気のほとんどを持続性(再生可能)エネルギーでつくる「持続可能国家」。なぜそんなことができるのか?

 それは、行ってみればわかります。

 百聞は一見に如かず、です。


熱い思いがよりよい社会をつくる



 国会、博物館、民間企業……。どこでどんな話を聞いてもみなさんがびっくりしていたのが、「誰もが熱い思いを持って、誇りを持って自分の仕事を説明すること」でした。

 丸腰国家や持続可能国家は、制度で成り立っているのではない。「ひと」によって成り立っている。

 この単純なことが腑に落ちただけでも、ツアーの価値はあったことでしょう。

 本を読むだけでは感じることのできない、「自分が社会の一部として参画している」という強い意識を、現地で出会ったどの人からも感じることができました。


 それが、コスタリカをコスタリカたらしめている、最大の要素です。

 違う意見を持っていても、最低限共有すること。

 Pura Vidaという価値観。

 軍隊を持たないこと。

 持続可能な社会をつくること。

 そのために必要なこと、自分ができることをやり、思ったことは表現すること。


 軍備放棄、持続性エネルギーによる発電など、途方もない革命を行なってきた人たちは、実は私たちよりもはるかにシンプルに物事を捉え、だからこそ本質に近づいていることが、ツアー参加者に直に伝わったことでしょう。


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