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執筆者の写真Cegua

哲学、してみる?

 コスタリカ社会科学研究所の資料室には、「哲学」に関する本が、規模の割にはたくさんあります。

 どうしてか、って?

 研究の基本は哲学だからです!

 研究に限らず、あらゆるものごとを考えるおおもとには「哲学」がなくてはならない、と考えているからです。


 えー、哲学とか難しくてわかんない。面倒くさい。


 その気持ちもわからないではありません。

 でもヒトと他のいきものとの違いのひとつは、「理性を使って、科学的にものを考えることができる」ということ。

 「哲学的」に(=科学的に)考えることは、きっとよりよく生きることにつながります。


 資料室には、一世を風靡した『ソフィーの世界』(NHK出版)ほか、哲学の入門書も揃っています。


 昨日、5月に刊行されたばかりの『扉をひらく哲学』(岩波ジュニア新書)を、早速おむかえしました。「なんのために生きているのでしょう?」「死ぬとはどういうことですか?」「社会の役に立ちたいけどどうすればよいでしょうか?」などの質問にやさしい言葉で答えつつ、関連する哲学者たちの言葉や<古典>が紹介されています。

 若い人々を想定して書かれていますが、大人にもしっかりと読みでのある、また紹介された本を読みたくなる一冊です。


 資料室では無料で本の貸出も行なっています。毎月第3土曜日のカフェ開催日、もしくはご連絡の上来所していただければ、リブライズのシステムを使ってピっ!と貸出いたします。

蔵書・貸出状況は以下でご確認いただけます。


*弊所では現在、哲学を学ぶための連続講座を準備中。詳細が決まり次第アップします。ご期待ください!





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