11月23日、９月に催行したコスタリカツアーおよび現地調査の報告会をオンラインで行いました。
今回のツアーでは、初めてゴイコエチェア市議会を訪れ、コスタリカにおける民主主義の実践についてあらためて驚かされました。「開かれた議会」への「市民参加」とはどういうものか、コスタリカのケースをぜひご覧ください。
また、生物回廊の調査研究および活動についても、いくつかの進展がありました。最大の成果は、弊所が企画・運営を手掛ける生物回廊農園「なまけものの通りみち（けもみち）」が、国家地域保全庁（SINAC）によって生物回廊国家プログラムの中で位置付けられたことです。
コスタリカにおける生物回廊建設の実務は、ローカルな住民や民間セクターなどが担うことになっています。私たちもその一員として参加できることを誇りに思います。また、「けもみち」がロールモデルとなって、同じ地域の他の農園にも同様のムーブメントが起こることを、私たちもSINACも期待しています。そのためにも、「けもみち」での植樹目標1000本をぜひとも達成させなければなりません。
まだまだ道は遠いかもしれませんが、着実に歩みを進めていきたいと思います。
報告会の動画は、以下のリンクからご覧になれます。
ご笑覧いただければ幸いです。
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