『ぼくたちは、あらそうために生きるのか?』
山極寿一先生×あべ弘士さんの絵本!
『ぼくたちは、あらそうために生きるのか?』(偕成社, 2026.6)が弊所資料室の蔵書に加わりました。

タイトルでまず、いやいや、あらそうために生きるなんてそんなはずない!とは思うものの、すぐに理由を言えますか…?もごもごするわたしのような人のために、人間と同じ「ヒト科」のなかまである霊長目のゴリラの研究をしてきた山極先生が、静かに語りかけりような文体で、順を追って書き記してくれています。あべさんの絵も、遊ぶゴリラの子(かわいい!)、戦場、世界の人々…それぞれ異なるスタイルで描かれていて、ハッとさせられました。
小学校中学年くらいからひとりで読めそうな「絵本」なので、是非全文を読んでほしいのですが、帯文から抜粋します。
ぼくたちの祖先が木からおりて、ヒトになってからはじまる、700万年の歩みを考えると、戦争の歴史はあまりに短くて、1パーセントにも満たない。
だから、「暴力であいてをしはいすることが、ヒトの本性だとはいえない」、と山極先生は続けます。
「いつかきっと、戦争のない世界をつくることができるはず」、そう言うと「お花畑」と揶揄されることもある昨今。否、戦争のない世界は可能だ!と改めて思わされました。
*弊所資料室は、ご希望の全ての方に無料でご利用いただけます。毎月第三土曜日15時からのカフェ開催日のほか、ご利用日はご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。
司書Cegua

