2023年8月〜9月コスタリカ訪問記 その1

ずいぶん遅くなりましたが、8月17日〜9月6日までのコスタリカ出張の報告を、数回にわたってアップしていきます。

今回は第一回目です。

今回の渡航目的は主に2つあります。

ひとつは、私たち一般社団法人コスタリカ社会科学研究所が企画・運営するコスタリカの生物回廊農園「なまけものの通りみち」のキャンペーンのため、および農園現地調査、さらには今後の農園の拡大に向けての現地での打ち合わせ、コスタリカ政府が進めている生物回廊国家プロジェクトの調査などです。

もうひとつは、1980年代における中米和平交渉におけるコスタリカの議員外交についての調査です。

では、早速いってみましょう!

・8月17日…午前、福岡空港を出発。

3枚のエアチケットを持っているのがわかると思います。

これで福岡からコスタリカまで飛びます。

1枚目は福岡(FUK)→仁川(ICN)。

2枚目は仁川(ICN)→ロサンゼルス(LAX)。

3枚目が、LA(LAX)→サンホセ・コスタリカ(SJO)です。

なぜこのようなルートをとったかというと、理由は3つあります。

ひとつめは、単純に値段です。

この日付だと、このルートがほぼ最安値。

それでも、30万円を超えました。

コロナ前のオフシーズンだと15万円を切っていたことを考えると、8月とはいえかなりの値上がりです。

ふたつめの理由は、福岡空港から出国したいからです。

成田空港(NRT)は使い勝手があまりよくないので、行きの行程から疲れがどっと増してしまいます。自宅のある博多区から市営地下鉄で15分以内で行ける福岡空港は、慣れ親しんだ地元の空港というアドバンテージが絶大です。

みっつめは…単純に直行便でないルートをとることで、乗り継ぎの空港でどこかを観光できるかな?という期待感もあります(今回はそういうわけにはいかなかったですが)。

というわけで、まずはアシアナ航空で仁川へ。

長旅の始まりです!

研究所にサヨナラ!

Take off!

仁川へは約1時間半のフライト。

瞬速で機内食を平らげ、ICNにLanding!

仁川国際空港に到着しました。

福岡からだと成田に飛ぶより早いというのも、このルートを選ぶ理由です。

1時間40分という適度なトランジット時間を経て、午後2時過ぎ、いざロサンゼルスへ向けてA380に搭乗。

やはりでかい!

1階と2階の両方にボーディングブリッジが接続されている姿は壮観です。

というわけで、いざICN take off!

ものすごい重厚感。

B787 Dreamlinerなどとは重みがまったく違うのが、乗っていてわかります。

仁川からロスまでは約12時間、1万キロ弱の空の旅。

地球の全周が約4万キロなので、ざっくり言って地球1/4周です。

今回の想定(大圏)航路図はこちら。

実際には、ちょうど台風が日本海付近を通過していたため、実際には日本上空を迂回するルートで飛行しました。

往路は1階の窓側席。

足元はゆったりとしていて、普段の太平洋路線よりだいぶ余裕があったおかげで、疲れもいつもより少なくすみました。

長距離路線窓側座席のメリット…邪魔されず寝やすい。

長距離フライトは時差もあるし、ともかくいつどれくらい寝るかがその後の行程に大きく影響してくるので、私は可能な限り窓側を指定するようにしています。

今回はシステム不具合で窓側指定ができなかったのですが、うまいこと窓側の座席が割り当てられていました。

ただし、狙っていた2階席ではなかったので、帰路でどうにか指定できないか、トライしてみたいと思います。

ほぼ最後尾(万一の航空事故の際に一番生存率が高い場所!)だったので…

大昔に乗ったボーイング747以来、久しぶりに飛行機内で階段をみました。

※立ち入り禁止です

余談ですが、アシアナ航空といえば、いつも楽しみにしているのが機内食。

往復で6食+(軽食2回)いただきましたが、毎回コリアンフードを指定。

なんといっても、毎度提供されるコチュジャンが美味しい!

お土産に持って帰りたいくらいです(美味しいので毎回その場で消費しますが)。

というわけで、若干の遠回りを経て半日以上飛んだ後、LA到着は17日午前11時ごろ。

出発が17日午後2時過ぎ。

あれ?タイムトラベル…?

3時間ほど時を遡りました。

ここから約6時間ほどのトランジットです。

米国ではトランジットでも必ず入国審査を受け、税関を通過する必要があります。

最近は荷物はスルーできるようになったので、これでもまだマシになった方です。

しかも今回はアシアナ航空からアラスカ航空へと系列の違う航空会社を跨ぐフライトだったのですが、これも福岡からスルー。

いちいちピックアップが挟まると、その分ロストバゲージやバゲージの破損の確率も高まるので、これは非常に助かります。

とはいうものの、入国審査に1時間半…

久々に「あー、USAに来たなぁ…」と妙な感慨。

LAXーSJOは、今回初搭乗となるアラスカ航空。

いわゆるLCCです。

以前サンフランシスコ沖で有名な墜落事故を起こしていることを知っているので、ちょっとビクビクしながらの搭乗でしたが、そうそう墜落事故なんて起こるわけではありません。腹を決めて、コスタリカへ向けていざtake off!

LCCなので、機内食などはなく、無料で提供されるのはこれだけ。

機内がめちゃくちゃ寒かったのでCAさんにブランケットをお願いしたのですが、表情ひとつ変えず一言「ありません」。

いくらLCCとはいえ、さすがにこれは風邪をひきます…

ブルブル震える身を縮こめて6時間弱のフライトをやりすごしていたのですが、なにやらあたりの視程がどんどん短くなっていきます。

これはもしや…

そう、上空待機です。

以前、サンホセに着陸できず、パナマにダイバートされたことがありました。

その時は個人旅行だったし、翌日予定は入れていたのですが、パナマシティのヒルトンホテルを用意してもらってゆっくり休めた上に翌早朝の便ですぐにサンホセまで飛べたので、個人的にはむしろ一泊いい宿に泊まれてよかった…的な思い出となりました。

さて、今回は…

1回のゴーアラウンドのみで、無事17日午後11時すぎ、SJOにタッチダウン!

ボーディングブリッジから早速けもさんがお出迎えしてくれます🦥

入管への道のりでも、トゥカン(オオハシ)たちがお出迎え。

飛行機を降りてからイミグレーションまでのわずかな徒歩距離で、これだけ「いらっしゃーい!」アピールをされると、俄然気分も高まるというものです。

入管の列は少し並びましたが、手続きはいつも通り瞬速で通過。

ちなみにコスタリカの入国手順の面白いところは、イミグレとバゲージクレームの間に免税店があって、入国審査を終わってからバゲージを拾う前に免税店でお買い物ができるところ。

深夜11時台に到着する便が多いにもかかわらず、お店はあいています。

こんな国は他ではみたことありません(個人的に)。

バゲージクレームもコスタリカ色全開のウェルカムぶりはいつも通り。

というわけで、8月17日午前11時に福岡を出発して、同日午後11時、ようやくサンホセに到着しました!

すぐに空港タクシーを拾い、いつものようにドライバーとコスタリカやご本人の現状の話をうかがいながら一路サンホセ市街地中心部へ。

ニカラグアから30年以上前に移住してきた彼・ルベンは、今のニカラグアには政情不安がひどすぎて戻れないこと、コロナよりウーバーに仕事を奪われているほうが大変であること、最近ベネズエラ移民による犯罪が増えていることなどを語ってくれました。

パンアメリカンハイウェイをすっ飛ばし、ホテルに滑り込んだのが深夜12時前。

なんとか日付をまたぐことなく定宿まで辿り着くことができました。

とはいうものの、去年と雰囲気が変わっていて、あれ…?新しくなってる?

と思ったら…

いつも私が指定してる最上階バルコニー付きの部屋、入り口は以前と同じ。

部屋の中も何一つ変わっていませんでした。

ほっとしたような、ちょっと残念なような。

取り急ぎ、30年以上続けている定点観測写真を収めて、一息つきました。

39時間もあった、長い8月17日の終わりです。

弊所では、野生のナマケモノたちの生息域を「森のような農園」で広げていく「なまけものの通りみち」プロジェクトを推進しています。

ぜひこのリンクから概要をご覧になって、あなたも「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園の木の里親になりませんか?

どうぞよろしくお願いいたします!

弊所公式サイトにも説明と申し込みフォームを掲載しています。

(もしくは、本サイトの上部タブ「なまけものの通りみち」からご覧になれます)

よろしければどうぞそちらもご覧くださいませ。

\ 最新情報をチェック /